◯志望企業に「何を求められているのか」を把握しましょう。その為には、志望企業のホームページや業界情報を調査する必要があります。調査する中で志望企業がどういった状況にあるのかを精査した上で、入社後「自分に何ができるのか」「どういった仕事をしたいのか」をビジョンとしてはっきりとさせることが重要です。

◯志望業界しか受けません！のデメリットを考えましょう。
いろいろな業種の企業に挑戦し、共通点・相違点を探ることによって、自分の志望する業種の特色が浮き彫りになります。

◯面接時に長所と短所を聞かれた場合

採用側が本当に長所と短所が何かを知りがっているというわけではありません。
本当に知りたいことはその人が自分の事をどう説明し、それを踏まえた上でどういう風に働けるかです。

◯企業が見たいのは
・どういう人間なのか？
・共に働く部下やパートナーとして合っているか？
・入社後どのくらい成長しそうか？
ということを主に見ています。

◯「戦力」と考えられてきたパソコンのスキルや語学力、専門知識は入社後に教育しやすい分野です。しかし人間の根本に係わる性格的なものは短期間で教育できるものではなく、むしろ教育することは困難であると言えます。主体性や粘り強さ、コミュニケーション能力がはじめから備わっていれば、短期間で「実質の戦力」になりうる可能性が高いのです。また、今までにどのような価値を提供し、何を得てきたかが大切であり、そのことが「仕事においての再現性」に繋がります。

◯学歴が全てではありません。視野を広げること、就職活動を楽しむことは難しいことですが、企業の違った一面も分かってきます。
あなたと企業の関係は50：50という事を意識した上で自信を持って臨みましょう。

新卒と共通する採用ポイントはまず、一つ目が「この人となら一緒に仕事できそうかどうか」という点です。また二つ目が「即戦力になりそうかどうか」という点です。
自分を大きく見せようと、知識や今までの職務経歴を得意げに並べ立てるのは、良い印象とは言えないでしょう。
ご自身のスキルを、謙遜しながらも秘めた実力はあるのだというアピールする話し方を工夫する必要があります。
自分の得意分野の話が出たときほど気分よく話してしまいますが要注意です。
明確でかつ、具体的な視点が中途採用へは求められます。また、熱意やポテンシャルといった点も大いに求められる傾向があります。「自分の立ち位置」は必ず把握し、事前に募集企業との相違点をできるだけ0に近づけてから採用試験に臨みましょう。

★ポイント

◯即日勤務が可能な人はプラスの評価を受けやすいです。

◯勤務開始日や待遇などの条件面はしっかり伝えましょう。

◯懸念事項を考え、先回りの対策ができるのは良いビジネススキルです。

◯スキルは要点まとめてアピールしましょう。

◯「自分の立ち位置」は必ず把握しましょう。